客室内。誤訳があふれている異様な空間。
もちろん, すべてのホテルに変な英語訳がなされているわけではありませんが, ビジネスホテルになるとどうもその比率が高いような気がします。
理由としては2点考えられ,
・ホテルチェーンそのものにうまい翻訳をしなければいけないという意識がないこと (コストがかかることは優先順位が下がる)
・ホテルが導入する設備のメーカーが書いた英文がおかしくて, ホテルが気づかずにそのままはりだしていること(特にシャワートイレ周辺)
そもそもどんなところに英文が転がっているでしょうか。
思いつくだけでもこれだけあります。
・宿泊約款, ホテルの設備案内, 周辺の案内 (テーブルの上においてあるやつです)
・客室入口の扉に貼り付けてある非常口の案内 (誤訳は致命的です)
・シャワートイレの使い方 (優秀な日本文化のひとつ。自信を持って説明してほしいです)
・ホテルの環境に対する考え方ポリシー
さて, どんな表示が待ち受けているでしょうか??
この水は飲料水としてお飲みいただけます。
This water be good to drink.
水がきれいであることが言いたいのでしょうが
ネ申 番羽 言尺。
This is a pen. という文章はあまりにも有名では?
そして不定詞ってやつが中2で出てきたときに
This water is good to drink.
と書けるようになるはず。すべての客室に貼ってあるかと思うとにやけてしまいます。
何枚印刷した? このホテルチェーンだけで何部屋あるねん!!
訳例
This water is safe to drink.
Tap water is drinkable.
単純に Drinkable Water でもいいと思います。
ホテルの客室内編はもう少し続きます。
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