ぼったくりかー???? というくらい物価が高い。
この町で暮らす人はそれだけで稼いでいるってこと。
たくさん稼いで, たくさん消費する・・経済はそうやってまわっている。だれも「もったいない」なんて考えてなさそう・・・・なのがアメリカです。いけば毎回そう思わされるし, NYCはそれの象徴のような町でした。
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18%チップと9%弱の消費税
Gratuity (チップ) を渡すという文化があるのと同時に
贅沢ができる層には厚めの消費税を組んでやれ・・・なんていう方針があったりします。したがって価格表どおりお金を払うということは, 観光客としては非常に少ないです。
それはニューヨーク・マンハッタンに限らず全米どこでも同じことですが, マンハッタンは特にそれが激しいのです。。それを象徴する宣伝文句がこちら:
1 drink in NYC
= 2 drinks in DC (including the cost of getting there)
地下鉄の車内広告で貼ってあったので面白がって撮ってみました。
NYCで酒1杯 = ワシントンDCでの酒2杯 + 片道交通費
Book bus & train travel to 450+ cities from NYC starting at $1
NYCから450以上の都市へ バス・列車旅を、100円から予約できます
片道の交通費分込みなんてうそつけ!!なんて思っていましたが
この次の日に実際に思い知ることになりました・・・。
ちょっとした「外食」が, 価格だけは高級外食に・・・
ステーキ 30
って書いてあったので ステーキだけ頼もうとしたら
そりゃ肉しかこないよーサイドも何か頼みなよー 的な雰囲気になり
マッシュポテト 11
ってやつを頼んでみました。 5年ぶりくらいにあった現地在住の友人との再会だったので, ビールくらい頼もうかと思い軽く2杯, ふたりで4杯飲んでみると・・・
気づいたら請求額 $180 くらいになってました。Gratuity含めたら$200 をゆうにこえていたのだろうか・・・それにしてもビールがむっちゃ高いwwww 店員が頑なにメニューを持ってこなかったのはそういうことだったのかと今になって思うのだけど
おそろしや, マンハッタンのミッドタウン, ちなみにアップタウンで食べたときは適正価格でした。
それでも日本円にして5,000円でしょうか・・・お酒抜きで。
※学生街でお酒を飲むと, パスポート (ID) を提示しなければいけなくなるので 安いがめんどくさい
そのほかの物価
家賃
築浅ワンルーム・住宅街駅近 = 約33万円 / 月
学生街 築100年 = 約20万円 / 月
なんなんだこのハイパー物価www
このハイパー物価が治安を支えているといっても過言ではないのだけれど
ホテル一室
セキュリティと接客がしっかりしていて, シャワーの湯がでて水もちゃんとながれてくれる有名ホテルチェーン(朝食抜き)$200 / 泊・室
あらゆる税金を含めたら $250 / 泊・室 に。(マンハッタン内に泊まるには, さらに$100/泊 程度必要) その部屋内に掲示されていたのだけど, Max charge of this room: $450 per night ってありました。
うわ。25,000円の部屋なんて日本でも泊まったことないです・・・
「セキュリティ確保された宿」という条件を付加すると これが最低額だなんて。
朝ごはん
朝めしついてないのでホテルの自販機でクッキーとかパンとか食べてました。わりと安めですみました ($5くらい)。でも毎日これだと飽きるのでホテルの朝食バイキングを$10.95 でいただきました。
注: バイキング = 和製英語
英語ではbuffet といいます(発音は ばっふぇい)ビュッフェとフランス風に言っても通じません。
なんや1000円くらいか, 日本といっしょやな・・・ではなくて
税金8.875% (NY州税 4%, NY市税 4.875%) のほか
いろんなサービス料、チップ (20%弱) を合わせると$15−16くらいに落ち着きました。
Siriさん なんでも知ってるんやな・・・
スーパーでの税率はすごく低く抑えてあるようにみえます。(感じるだけ)
課税対象・非課税対象が分かれているみたいで, レシートに表示されています。
なにが税対象でなにがそうでないかはとっても難しいのですが, ネットで調べると
Food intended for immediate consumption は課税対象,
そうじゃないやつは非課税対象とのこと。
ボトルの水, 缶ジュース, お惣菜やサンドイッチ というのが課税されているようです。
自炊をすればするほど安くなる ってことでしょうか。
「結婚して、子供を大切に育ててね」
なぁんていう政府のメッセージなのかもしれません。(おおげさかな)
2019年10月からの消費税率上昇において, NY州・NY市と似たような税制が日本でも敷かれることになりました。物価の高いNYにおいては「非課税」に相当するものが, 日本全国において「8%」。東京など大都市圏のみに限ればいいものを・・・田舎も都会も一律通常10%となってしまいました。言葉になりません・・・・日本は物価が安い・・それだけが救いです。
自販機で並んでるもの
ポテチなどのお菓子: 小袋で$1.65
600 mLくらいのボトル入り 水: $2
なお, お釣りがでてこずに値段通りに買えない場合も多々あります。そういう場合はクレームをつけるのがアメリカ風です。言いたいことは主張しないといけません。
注: クレーム = 和製英語
英語ではcomplaints (こんぷれいんつ) です。
観光地
・展望台: 1WTC・Rockefeller Center・Empire State Building ともだいたい $30少々
・自由の女神 ツアー: $20弱
・ブロードウェイミュージカル: ものによっては$30くらいから売ってるみたいだけれど, 定価では$60くらいから
ほとんどネットでクレジット決済が可能(日本のようにコンビニに立ち寄る手間が不要なのでラクです)
コンビニのサンドイッチひとつが1500円した話(2019年7月)
観光していると「そこらじゅうで手荷物検査がなされている」ことに気づきます。世界遺産を守るのに手荷物検査がないのは日本ならではなのかもしれません。資本主義な町 ってことはよくわかりました。どうやったらあの町で働けるんだろう??
想像するだけでわくわくするような場所でした!
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