<Toronto>
トロント:Toronto は北アメリカで4番目に人口の多い都市(270万人)で, 都市圏全体では900万人を超え, カナダの人口の26%が住んでいるのだそうです。(*Wikipedia情報)
渋滞も激しいのだろうけど, きっと運転してても楽しい道があるに違いない!!
・・・
あった!!!カオス!!
片側の最大が9車線というカナダで最も混雑する高速道路, 401号線
外側がいわば「各駅停車」内側が「急行」
Google Mapsの世界では渋滞がないけど, 実際 平日の午後2時くらいでも すっごい混んでいました。
401号線はExpress と Collectorにわかれます。 アメリカによくあるHOT・HOV とは異なり, 基本的にはいずれも無料で乗車人数の制限はありません。通過交通はExpressに乗ればいいし, 近くに用があればCollectorに乗ればいい。
(現地の看板をよく確認してください)
(・・・というのを知らなかったので, Collectorにずっと乗り続けていた)
イメージ的には大阪の新御堂筋をヨコに大きくしたようなものです
ローカル交通は新御堂筋側道へ・通過交通は信号なしの道をまっすぐ
・2+ HOVを試験導入した時期もあったようですね。看板に従ってください(最も左の車線だけ2人以上乗車人数が必要)
分離帯の 形に注目
対向車線とを分ける分離帯は先に紹介したコンクリート,
同じ方向とを分ける分離帯はガードレールとなっています。
ところどころフランス語併記。
キロメートル表記。
1970年代にマイルからメートルへ移行し, 道路標識がkm表記になったのは 1977年
トロント周辺では407号線がナンバープレート撮影型の有料道路のようです。
レンタカー運転者は気をつけてください。
プレート撮影型の有料道路は レンタルした日数分のナンバープレート撮影設備使用料がかかります!
<サービスエリア>
へえぇぇ!サービスエリアあるやん!!
日本と似たような「サービスエリア」が無料の高速道路に関わらず設置されていました。
サービスエリアのブランド名は ONroute
on route (道中) とオンタリオ州のONをかけています
立地条件:
(周りになにもない) x (集落から近く労働者が確保できる)
たくさんの外部車が町中に入ってきてほしくなかったのかもしれませんし,
州政府の方針に仕方なく従っただけなのかもしれません。
無料の高速道路でサービスエリアを設置すれば,
ローカル経済の衰退を意味します。
高速道路から降りる人が少なくなると, 地元の商店から人々が消えてしまうからです。各種ブランドのホテル・イン・モーテル, マクドナルドからガソリンスタンドに至るまで, 地元商店がブランドネームを借りて運営するケースが多いです。
アメリカでは上記の理由から, パーキングエリアにはトイレ、駐車場、壊れかけた自動販売機と公衆電話くらいしか置きません。パーキングエリアは土地的に町中には置けないので, 労働者を採用するのも難しそうです。サービスエリアを設置する代わりに看板を設置して店舗に車を誘導しています。
・宣伝広告費は道路管理者の収入に
・道路管理者がサービスエリアを運営する必要がないので費用が最小限に
↑アメリカのケース。
ホテル、食べ物、ガソリンスタンド、キャンプ場・ゴルフ場・観光地に至るまで, 各業種のブランド名が勢ぞろいします。
*カナダでも似た看板が設置されたケースを たくさん見かけました。
カナダの2大都市, トロントとモントリオールを結ぶ数百キロの道。
交通量は多いほうでした。カナダにはカナダの独自性があっておもしろいですね!!
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