日本でも見たことのある風景。
アメリカにもあるんですね!
通行券式の高速道路。
TICKETS と書かれた部分に行けば 日本と同じように通行券を発券してくれます(無人)。
E-ZPass と書かれているのは 日本でいうETCのようなものです。
受信機がないと通ることができません。
レンタカーだと基本的には受信機がついていませんが, National レンタカーだと約$4/日で受信機を貸してくれます。
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E-ZPassだと通行料が最大33%オフになる, と書かれていますがオハイオ州・一般車の場合は100マイル走っても現金で800円ほど。
一般的には, 受信機を借りた方が高い!という結論に至ると思います。ただ, これは大都市でもないオハイオ州の場合であって, より高額な通行料が課せられている道路を通る計画がある場合は借りられてもいいのかもしれません。
日本では普通車の中でも大きいな・・・と感じるSUVですが,
SUVでも通行料が一番安い CLASS 1 に該当します。
通行料は車軸(axle, アクスル)の数によって決まる場合が多いです。
重いものを載せていないトラックが軸を浮かして走っているケースがありますが
これは運送会社にとって通行料を安価に抑えることにつながります。
舗装の壊れる速さは, 軸重の3乗に比例する
と昔, 聞いたことがあります。(対荷重性能が同じ舗装を使用した場合)
・重いものを載せる場合に軸の数を増やす
・載せない場合には軸の数を減らす
軸あたりにかかる荷重をだいたい一定にするというのはトラック会社・道路管理者双方にとって合理的です。。。
*画像検索より
軸の数による課金はアメリカのみならず, 日本でも導入されています。
オハイオ州の場合
クラス6の"Saddlemounted Vehicles" てのはなかなかカオスな格好をしていますね笑
ドライバーの人件費が浮くだけでなく, 軸数を6本も減らすことができています。
クラス7の2両編成・3両編成のトラックはアメリカの田舎部でよくみかけます。
(日本では4軸以上が最大のクラスとして分類されているようです)
アメリカのややこしく、統一されていない有料道路・課金についてはかつて, このようにまとめてみました
また脇道に逸れてしまいました・・
オハイオの通行券式の有料道路では, 出口では通行券と現金を渡します。(有人)
オハイオ州の場合は出口番号とマイルポストが一致しているので, 出口番号の差をとれば走行距離がわかります。
90マイル(約140 km)走って, たったの$7.25。
東京湾アクアラインをちょろっと走って取られる金額の方が大きいです。
なんなんだろう, この物価の差!!
車で走る, ということについてはめっぽう物価の安さを感じるアメリカです。
$7.25だって??
アメリカ旅行でもっとも大切な
$1札とクオーターが入手できるチャンス!!!
ドル札が2枚、クオーターが3枚ももらえる!これはありがたい・・・
有料道路とあって, 普通の高速道路とは違い, 一般道には自由に降りることができません。日本と同じようにパーキングエリアが完備されていて, そこには給油所、お手洗い、売店が揃っていました。
アメリカには日本と同じような風景もあるんだなあ・・・
これまで数千 km アメリカで運転してきましたが, こんなに日本と同じ方式の場所は初めてでした。
次はミシガン州を目指します!
アメリカから南を向いたらカナダ
という珍しさを味わえる, 数少ない場所がデトロイトですが・・・
デトロイトは全米で一番ストレスフルな人たちが集まる, 怖い場所です。
マイアミの次くらいかなぁ・・わからんけど。
そういうところで事故を起こしたら・ぶつかられたら大変なので, デトロイトは華麗にスルーしました 笑
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