Theodore Roosevelt 国立公園 South Unit
プレーリードッグがいっぱいいました。キュルキュル鳴き声を出しながら あたり一面にプレーリードッグ。
野生です。動物園ではありません。。
道路脇ギリギリ。。。
中には車道に飛び出してくるやつもいました。
あたり一面に巣があります。
ここはTheodore Roosevelt 国立公園 South Unit という場所です。
プレーリードッグがたくさんいるのはSouth Unit だけです。
大統領になる前のTheodore が周辺を訪れ その自然の雄大さに感動したとか疲れを癒したとかなんとか。
午後6時前でこんな空の様子。
この国立公園はNorth Unit と South Unit にわかれており, その間だいたい運転で1時間を要します。入場券は1枚買うと両方のUnitを楽しむことができます。
だいたい同じ経度であるにも関わらず, Unit 間に時差が1時間あり, North Unit はアメリカ中部時間 (Central Standard Time), South Unit はアメリカ山岳時間 (Mountain Standard Time) に属します。
North --> South の順番に訪れると1時間トクします(= 1時間の運転がノーカウントになる)が
South --> North の順番だと1時間損します。(= 移動に2時間かかる)
プレーリードッグがあまりにもかわいいのでSouth --> Northの順番に紹介しています。笑。
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Theodore Roosevelt 国立公園 North Unit
自然の雄大さであればNorth Unitも全く劣っていません。
油田開発をしているWatford City からほんの10数分のドライブでこの雄大な大自然が見られます。
言い換えれば・・・この雄大な大自然も地下には油が眠っているということ。
国立公園として保存していなければ今頃リグだらけになっていたことでしょう。
中央部を悠然と流れているのは Little Missouri River です。ミズーリ川の支流。
この支流, ワイオミング州に端を発し, モンタナ・サウスダコタ・ノースダコタと4つの州を北向きに流れ, ノースダコタの油田地帯でミズーリ川と合流するまで 900 km ほどを流れる支流です。信濃川・千曲川が全長367 km ですので
支流だけで信濃川の2.45倍長いということになります。
ミズーリ州, セントルイスにおいてミシシッピ川・イリノイ川と合流するまで「ミズーリ川」という名を冠しています。
目前に野生のバイソン様が眠っていらっしゃいました。
何もない安定陸塊をこのリトルミズーリ川が削り こんな景色を作り出しました。
次の場所に行かなければいけない・・・という無用な焦りが滞在時間を短くしましたが, 時間が許すのであれば丸一日ボーーーーーっとしたいところでした。
ボーッと生きることも大切!!
それを教えてくれた場所でした。
雄大な自然。自分の無力さを感じさせてくれるすばらしい場所。
僕は東京のエスカレーターの右側を
急いで歩いたりして何してるんやろう
そんなことをしてなんになる????
リフレッシュの休暇。
こういったところでボーーーーーッとすべきだ!
きっと政界の中心地からやってきたTheodore Rooseveltさんもそんな気持ちやったんと違うかなあ!
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