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5.22 看板編: 点字ブロック

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阪急…。

Please form two lines behind the yellow braille blocks 

 

点字ブロックのあまりにも直訳すぎる用語に少し違和感を感じました。

本当に点字ブロックって Braille blocks って言うのだろうか?

 

そう思って撮影し後日検索してみました。。

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阪急はん@南茨木

 

日本語のウェブサイトで「点字ブロック 英語」と調べてみたら、

 

点字は英語で braille というので、
点字ブロックは英語で braille blocks といいます

 

となんとも嘘くさい表示がならびました。

 

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本当にそうなのか???

 

日本語のウェブサイトに惑わされているだけではないのだろうか…??

 

そう思って英語の検索エンジンで調べてみることにしました。言語をすぐ変えられるのが DuckDuckGo の良いところです。(左上の国名スイッチをオフにするだけ)

 

まずはbraille blocks の画像検索, 検索上位から。

 

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案の定!!

 

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点字を学ぶための こども用積み木, ブロックのようなものが検索上位に並びます。

日本の「点字ブロック」も少ないですがあるようです。

 

続いて, Webの検索上位。

点字を学ぶための積み木, おもちゃが並んでいます。

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Braille blocks は一般的な用語ではないようです。

 

 

それならどういうのがいいのか・・・?

guide blocks on sidewalks with bump (ボコボコのついた歩道にある誘導ブロック) を検索欄に入れると, これが出てきました。

 

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Tactile paving

 

 Wikipedia の項目のリンクをはっておきます。

en.wikipedia.org

 

Tactile paving (also called Tenji blocks, truncated domes, detectable warnings, tactile ground surface indicators, tactile walking surface indicators, or detectable warning surfaces) is a system of textured ground surface indicator found on footpaths, stairs and train station platforms to assist pedestrians who are visually impaired.

 

点字ブロックは英語で Tactile paving  というらしいですが・・

 

へぇーーーー

 

ふたつめに登場しているのは日本語の "Tenji Block"  です。

さらに truncated domes, detectable warnings, .... と様々続きますが, Braille blocksはひとつもありません。

 

日本人が作ったものなので, 英語の命名権も日本人にあります。わざわざ英語の誤った用法を広めるより, 日本語tenji blocksを, 自信を持って英語にすればいい!!

 

ちなみにBraille は文字を読むための点字です。作った人の名前をとって名付けられました。足で踏むものではありません。

 

 

上記Wikipedia の項目でBraille という単語がどれくらい使われているか?

Ctrl + Fで調べてみると・・・

 

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たったふたつ・・・!!!

ふたつとも参考文献でした・・・。

・ひとつは2008年に日本人が書いた英語の文章のタイトル

・ひとつは英語の科学雑誌名で点字ブロックと直接は関係なし

 

 

+++++

 

鉄道会社。

・ネイティブチェックをかけない

・そこら辺のウェブサイトに惑わされている

 

それが地元の高校生に, 大学生に, 沿線の会社員に読まれ, それが自然な表現だと誤って認識されてしまう…

 

英語の先生もきっと電車を使って通勤するでしょう。

これなんだかおかしいな、、、と気づかない先生がいたら, それが教室に広まっていきます。

 

 

それの典型例です。

 

 

教科書のように正しいかどうかをチェックする機関は確かにありません。しかしまあ・・weblioアルクは便利かもしれないが, 誤りもたくさんあります。

予備校時代の先生にそこらへんの情報を信用するな!信用していいのは定評のある英英辞書のみ!!と口すっぱく言われました。アルクに対して疑念をもて, というのもこの当時の教えです。

 

 

Wikipedia はいいのか???とも言われそうですが, 英語ネイティブが書き, 常々編集されているものが「自然」でないわけがありません。科学レベルの信憑性を問うわけではなく, 言語の自然さを問うだけであれば, 英語で書かれたWikipediaは十分では? と思います。

 

もちろん, 学術論文のレベルの信憑性を問うにはWikipediaは不適です。

 

 

 

 

阪急さんをネタにするのは残念ながら看板編だけで3回目。

ブランドが高い, 人気の交通機関、沿線を誇る阪急さん。たくさんの外国人観光客を京阪神間で運び続けているはず・・・・・公共性が高い交通機関というのは, 変遷の数十万人, 数百万人の教育を担っているということを頼むから自覚してほしいです!

 

  

 

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