2個買えばx割引
アパレル業界でよく用いられる手法です。それを格好つけて英語で書こうとすると日本では残念な和製英語がはびこり, それが瞬く間に広がります。
間違った表現が町中を埋め尽くす
ひとりが使い始めた誤りが伝播する例がこちらです。ひとつのお店の写真を撮っても仕方がないくらい広がっていますし, 女性向けアパレル店舗の写真を撮影する趣味は僕にはありません。画像検索結果をみていただきましょう
ほとんど日本のウェブサイトが引っかかります
ひとつだけToo busy to buy となっていますが, それ以外はほとんどが
2BUY X%OFF
と書かれています。全部和製英語で文法的にブーです。全部!誤り!
2個 (Two) 買えば (Buy) X% OFF という日本語の語順をそのままかっこよさげな英語に置き換えたまで。
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正しくは?
「を」がつく目的語は後に持ってきましょう!
ひとつ/ふたつ(を)買えばひとつが無料になる例: このような感じです。
Buy 1 Get 1 Free (同額の場合, トータルで半額)
Buy 2 Get 1 Free (2つ買えば1つ無料: トータルで3割引)
2つ買えば1割引: Buy 2 Get 10% Off
割引率が増えて「さらに1割引」を表すにはBuy 2 Get Extra 10% Off
2個目が半額になるなら: Buy 1 Get 1 Half Price (=トータルで25%オフ)
町中の人たちにも, 正しい英語を使ってほしいなぁ・・ 鉄道会社という上場企業でもまだまだなところが多いので, きっと市中でそれを期待できるのはまだ先のことなのでしょうね。
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