「うん」「はい」「ええ」「なるほど」
これから4回にわたって, 英語にまつわる楽しいゲームをご紹介しましょう。10−15名くらいのサイズで一人ずつ答え, ぐるっとまわしていきます。ゲームといえど, 勝ち負けはありません。こうやることで語彙力を鍛えることが可能になります。1回目は相槌(あいづち)を扱います。
「あいづち」を英語で?
相槌と呼ばれる「うん」「はい」「ええ」「なるほど」・・・日本語では一般的なこちらの言葉たちですが, 英語で「相槌」はなんというでしょう?Google等で調べてもらっても構いません!
答えは”Aizuchi”
日本に特有の現象ということで, 言語学的にもそれ専用の用語が必要ということらしく, Aizuchi と名付けられたWikipedia ページまであります。それでもまぁ相槌という行為自体が英語にないのか? と問われると, 「ある」と僕は答えます。誰かが何かを話していたら, 人はうんうんと頷く(うなずく)ものです。Paying Attention 「注意を払って聞く」という行為がそれにあたります。電話越しに何もいわなければ, 相手は聞いてくれているのか聞いていないのか話し手にとってはわかりません。
同じ”zu” でも「ず」「づ」と違っているところが興味深いですね・・
英語で「うん」「はい」「ええ」「なるほど」 いくつ出せますか?
さて, 「うん」「はい」「ええ」「なるほど」にあたる英語をどれくらいひねり出すことができますか? 誰かに何かを言われ, 「はい」「そうですねぇ」をいれこむと, Paying attention していることになります。
Yes, の他にいくらでもあります・・1分半考えたあと, 部屋中の人たちにひとまわり, ふたまわり聞いてみて出せるだけ出してみてください!
(行間をあけますので, 1分半考えてみてください)
うん、はい、ええ はこれだけある!
言葉ではないもの(感嘆詞): 誰にでも使える
Uh-huh / Oh / Wow / Oh my (Oh my God の略)
目上の方には使わない方がよい口語
Yeah / Yup (いずれもYesがくだけたもの)
Cool / True / Roger / You bet / Gotcha (I got you がくだけたもの)
No way! (直訳すると「うそやん」)
You said it
You can say that again (言い方によっては「もう一回言ってみろ」と強く)
日本語に訳すと, 目上の方に使わない方がいいと直感でわかりますよね。その「感覚」は長い人生を通して養われてきたものです。
その感覚はどうすれば養えるか? ・・・経験しかありません!本や耳学問で学び, 実際に使ってみて, 失敗をして, ようやっと感覚としてみについていきます・・
ビジネスで使用できるが目上の方には使わない方がよいもの
Noted (わかった, 的な感じです)
I’m following you (うん, それで?)
I hear you (上に同じ)
Go on (おお, んで?)
目上の方にも使えるもの
Sure / OK / Yes
Good / Great
Really?
Is that right?
Is that true
That is right
Right / Correct
RightやCorrectについては以前, 記事にしました。Yes No の区別がしにくい場合, それらの代わりに使用します。
形式張っていてビジネスでも使えるもの
Exactly / Indeed / Absolutely / Certainly
I see
I understand
こんな感じでテーブルをぐるりひと回ししていくと, 2周目, 3周目で詰まってきて徐々に楽しくなっていきます笑 ぜひ試してみてください!次回もお楽しみに。
記事を読んで楽しいと思ってくださった方, よろしければぜひ, 読者になってください!
次の記事へ
前の記事へ
この章のもくじへ