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日常生活で英語を楽しく学ぼう!英語習得したらアメリカでドライブ!

おかげさまで記事数がもうすぐ400に到達します!

アメリカ南西部横断記 Nov'22-1 渡航準備・レンタカー・航空券・保険

3年のときを経て, ついに南西部を横断できるときがきました!Covid・インフルエンザ隆盛にも関わらずアメリカ人はノーマスク・・感染したらどうするのかは今もわからずじまいですが, できる限りの準備をして旅を楽しみましょう!

米国渡航準備(2022年12月現在)

・ワクチンパスポートの取得:英語で書かれたワクチン2回接種済(米国)・3回接種済(日本)の証明が必要です。紙でもデジタルでもいいですが, 帰国の際, デジタル版は役に立ちませんでした名前の接頭辞MRが航空券に氏名として登録されていて, ワクチン接種証明にはMRがついてなかったので, 機械が別人と認識, この接種証明無効です・・だって。

デジタル庁が悪いのか, Unitedが悪いのか。デジタルなんてそんなもんです。紙をちゃんと持っていてよかった。

・Attestationの記入:ワクチンを2回接種しましたよ, と米国が用意した証明書フォーマットに自署し, 日本の空港で航空会社に提出します。ワクチンパスポート(接種証明書)は航空会社職員に提示するだけでOKです。

ESTAの取得:有効期限は2年間、申請から承認まで遅い場合で3−4日。米国の空港で第三国へ乗り継ぐ方もESTAの取得が必要ですよー。

・国際免許の取得日本の各都道府県の免許センターでパスポートを見せてお金を払えば取得できます。

日本の再入国準備

・ワクチン3回接種証明:「日本が認めているワクチンは3回接種したよ」という証明が入国には必要で, これは現地から日本に帰る間際, 航空会社のチェックイン時に登録が必要。このとき, 接種証明(ワクチンパスポート)を画像で撮ってアップロードし, 航空会社側が承認をした(はず)ので助かりました。デジタル証明書は先のMRの扱いで却下されました・・。

 

・検疫と税関プロセスの複雑化:別個でVisit Japan Webとかいうサイトでも登録が必要です。検疫と税関のプロセスの簡略化を狙ったものですが, 入国時の読込端末に列+パスポート読込失敗多数など, あまりにも使い勝手が悪く, 結局紙で書いて入国したほうが早いという・・。CAさんもそれを知ってか, 機内で税関申告書を配ってくれます。デジタルで登録したからいいや, ではなく, 重複して紙を書いておくことが保険になります・・。実際僕の場合ヒコーキが遅れ, 終電を逃したわけで。

入国時に日本のデジタルの弱さを外国人にアピールしているようなものです。

やるならちゃんとやれ。

レンタカー

前にも書いたことがある通り, 僕はNational Car Rental一択です。昔はHertz派でしたけど, Nationalは疲れて空港に到着した後にレンタカーのカウンターに並ばなくて良いのがいいです。カウンターをスキップするためにはEmerald Clubに入会することが必要です。無料。Emerald ClubではANAマイルを1泊50マイルつけてくれます。マイルプレゼントの上限は6泊7日の300マイルまで。

www.nationalcar.com

Hertzなどではカウンターで車がアサインされます(・・・番の車庫に停まっている車に乗ってください、と言われます)。日本人なので日本車だろうと判断され, トヨタやら日産やらスバルやらをあてがわれます。こういう先入観みたいなのは僕はとても嫌なので, National一択です。

手順

1. ウェブで予約する。

特に免許情報を入れる欄はないです。当日使うクレジットカード情報は必要です。

2. 空港到着後, Rental Car Centerへ向かう

大きな空港だと無料シャトルバスや列車に乗る必要があり, 大手レンタカー会社はひとつの建物におさまっていることが多いです。シャトルバスの運転手で特に気持ちのいいサービスをしてくれた人には$1-5のチップをあげましょう。

3. Nationalのコーナーへ進み, 自分が予約した車クラスの元へいって荷物を積み込む; クラスの車種がわからなければ係員に聞く。

4. 車に乗り, パスポート + 運転免許 + 国際免許 + 予約に使用したクレジットカード(4点セット)を準備, 周辺の地図情報とかもここで確認しておきましょう。

5. 駐車場出口のカウンターでチェックを受ける

この際, 先ほど準備した4点セットをどさっと提出。2-3分でチェックアウトできます。外に出て地図を確認する時間はあまりないです(いきなり主要道 + フリーウェイな感じのところが多いので)

日本では大きく見えるSUVアメリカでは標準サイズ。

航空券

米国入国に必要な時間

燃料高も円安もあって航空券はべらぼうに高いですが・・・マイルなどを貯めて頑張ってください・・。マイル使用でもエコノミーで西海岸往復に8−9万円したのは驚き(2022年夏)。Covidが米国入国に特段影響することはないと思いますが, 米国入国・乗り継ぎのための入国には少なくとも3時間は必要とお考えください・・。Covid期間中に大量に人員が解雇され, 再度人員が戻ってくるには時間がかかるためです。

入国審査を受けるまでにディズニーランド級の列があります。そんな列がありながらも, 審査をしている職員は5−6人!!

そんなケースや空港に運悪く当たると, トイレなし90−120分級の待ち時間が必要だったりします。

ハブ空港ほど待ち時間が長いと思います・・ニューヨークJFK・EWR、シカゴORD、ヒューストンIAH...。JFKには僕はもう行きたくないです。Covid前から2時間待ちだったので。

僕は直近で2回ほど米国入国を経験しましたが, それぞれ90分は必要でした。接続がある人は大変だったろうなあ。接続時間をじゅうぶん見込んで航空券を取得してくださいね。

航空券の接続

通常の旅行ではひとつの航空券で全ての旅程が載っています。

それとは別の予約で航空券を購入し, 航空券どうしを接続しようとした場合どうなるか・・・Unitedのシステム(機械)はそのような柔軟性がありません。

空港のチェックイン機・ウェブサイト・Unitedアプリ・全てにおいて航空券を繋ぐことを想定していないので, Special Assistanceのカウンターに通してもらいました。

僕の場合は日本-ヒューストン[ANA]が1枚の航空券, 国内空港(SNA)-ヒューストン[United]が1枚の航空券で, ヒューストンでは3時間の接続を見込んでいました。ヒューストンでつないで日本に帰るルートで, 仮に繋げなくても3時間あれば問題ないようにはしていたつもりでした。どこかのブログ記事で

別のアライアンスなら諦めたほうがいいかもしれないが, 同じアライアンスなら少なくとも荷物はつなげられるはず!

と書いてあるのを読みました。荷物を乗継空港で受け取らずに済めば, 3時間あれば多少遅れてもセキュリティチェックの再入場はたやすい。

ああだこうだカウンターで10分くらいにらめっこしてくれたでしょうか。

Unitedで経験5年バッジをつけた職員でも対応方法を知らず, 先輩職員も「そんなん無理無理」と言い放ち, 奥から出てきた職員が「それはね・・・eTicketの13桁の番号が必要なんだよ・・」と教え, Bording Passの発券から1枚の荷物タグの発行まで全部やってくれました。

結論:同じアライアンスの航空券は特別対応が必要だがつなげられた!

あまり勧められたもんじゃないですが, 旅程を決めるときにはぜひご参考に!

海外旅行保険

クレジットカードに付帯の海外旅行保険をよくよく再確認し, 何が補償対象になっているか・条件などを印刷して持っていくと安心かと思います。スマホを盗られても残るものがあると多少は安心?

条件:自動付帯と利用付帯

カードによっては「自動付帯」「利用付帯」があります。「自動付帯」は言わずもがな, そのカードを持っているだけでいかなる海外旅行でも旅行保険が使えます。「利用付帯」は海外旅行代金のうち、航空券を決済した場合に旅行保険が使える, というものです。Covid期間中にしれっと利用付帯に変更しているカードがありますので注意してください。

出張時など, 法人カードAで航空券を買うと, 私用のカードB海外旅行保険が適用されないのです。

旅行保険の自動付帯があるので多少高い年会費を払ってゴールドカードにしてるんやんと思いたいけれど, うーん。これも時代の流れか, 突如訪れた乱世を生き延びるための会社側の判断か。

補償の対象(海外旅行の場合)

・死亡・傷害後遺症:クレジットカードを複数枚持っていても上限はXX円です, のように制限されていることが多いです。

・傷害治療・疾病治療・賠償責任・携行品被害・救援者費用:カードを複数枚持っていたら補償の金額が足し算となるはずです(ご自身のカードをよくご確認ください)。

・ドライブをするときには傷害治療・賠償責任の上限、Covidなどでは疾病治療の上限が大切になります。アメリカはちょっと検査を受けて入院するだけでも200万円かかる国であることを念頭において, カードの枚数やグレードをお決めになるとよいかと思います。

国によってはインドネシアだったか?)渡航・入国に際し, 医療を受ける場合にどこまでの支払い能力があるか・保険証書などの提出を求められるケースがありますので一度ご自身のクレジットカードを確認してみてください。

(例)JALカード海外旅行保険(2022年12月現在):自動付帯

アメリカにおいて「現金」とは

これまでの記事でも触れたかもしれませんが, 現金はある程度準備していきましょう。規則上, 上限は$10,000ですが, そんな大金を持っていくことは我ら庶民には無理です。「現金なんぼ持ってる?」と米国入国時に聞かれることもあります。滞在期間と現金の量が釣り合っておれば至って自然な回答と判断されるでしょう。。キャッシュレスの時代に, アメリカにおいて現金とは・・?

・感謝の印。$1札や$5札はチップ用に存在しています。きれいなのを渡すのは僕としての流儀なので, できるだけ多く新札を日本で用意していきます。

・自販機の25¢玉(Quarter)

長旅になると当然, 洗濯をしないといけないです。作れるときに25¢硬貨を作り, 大量に持っていっても損はないです。場所によっては洗濯1回で12枚, 乾燥1回で12枚なんてことも・・。1泊2-3万円($150-$200)するような宿でも, フロントの人は基本テキトーなので, 両替のための25¢硬貨ないわーと笑顔でいわれることも。両替が面倒なので洗濯機を無料開放しているところもありますが, 現金回収をせず, 洗濯機・乾燥機の管理が雑になってそれはそれで問題だったりします。

・$100札と$50札

使えないわけではないですが, ホテルで現金お断りな場所が増えているので使う場所はガソリンスタンドやスーパーくらいしかありません。少額購入時に高額紙幣を使うのはご法度です。

こういった理由から, 僕が日本で用意して持っていくのは25¢, $1, $5, $20が中心です。

・ホテル代

ほとんどがクレジットカード。現金はかなり少数派, ホテルによっては現金お断りです。

フロントのお兄さんに「現金で払うような人いるの??」尋ねたところ, 「ごくたまに現金で払う人いるよー」とのこと。「クレジットカードが使えない理由があるんだろね!笑」だそうで。

質問した僕は弁明しましたよ, 昨年1年間で円が30%も下落したんだよ!ひどいでしょ!!(I'm from Japan, and Japanese yen depreciated 30% over the last year -- that's three-zero%!! Unbelievable!!! Paying in credit card is like getting charged 30% more!!!)と。もはや会話のネタです。緩和おじさん, 会話のネタを提供してくれてありがとう。今回の旅はかなり会話のネタとして使いました。

・レンタカー

レンタカーは100%現金お断りで, デビットカードすら認めないところも多いです。クレジットカードに頼って円安の重圧を感じてください・・・。有料道路もナンバープレート撮影型で後ほどレンタカー会社からクレジットカード課金というところが多いです。toll boothで現金を受け取るところもまだあるといえばあります。郷においては郷に従ってください, 統一したシステムはないです。

ドライブ旅に必要なものはこんな感じでしょうか・・!ちょっと書きすぎた感もありますけど!!

それでは, アメリカ南西部ドライブ旅行記・どうぞおつきあいください!はじまりはじまり〜

つぎ:有料道路、高速走行でもきっちり課金

もくじ:アメリカ南西部横断記 Nov'22

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