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10.4 歌詞: Twelve Days of Christmas (クリスマスの12日間)

「クリスマスの12日間」Twelve Days of Christmasという曲があります。日本語版は聞いたことがありませんが, 街中でもよく聞こえてくる曲のひとつではあります。

 

プレゼントがもらえる楽しい休日の日々を歌った曲です。クリスマスは果たして12日もあるのか?? という疑問にも駆られ, 何かと謎が多い曲です。プレゼントをたくさんもらえるのはとってもありがたいことですけど。・・・笑

Twelve Days of Christmas 歌詞 

On the nth day of Christmas my true love sent (gave) to me

(if n = 12) 12 drummers drumming, 太鼓をたたく人 12名

(if n = 11) 11 pipers piping, 管楽器奏者 11名

(if n = 10) 10 lords a-leaping, 男性の踊り手10名

(if n = 9) 9 ladies dancing, 女性の踊り手 9名

(if n = 8) 8 maids a-milking, 牛の乳搾り担当メイド8名

(if n = 7) 7 swans a-swimming, 白鳥 7羽

(if n = 6) 6 geese a-laying, 産卵中のガチョウ6羽

(if n = 5) 5 gold(en) rings!  金の指輪 5個

 

(if n = 4) 4 calling birds,  歌う鳥4羽

(if n = 3) 3 French hens, フランスの雌鶏 3羽

(if n = 2) 2 turtle doves, and コキジバト 2羽

(if n = 1) A partridge in a pear tree! ヤマウズラ 1羽, 梨の木に止まっているやつ

 

 

n = 1 から n = 12まで増加していきます。

n = 1 のとき

On the first day of Christmas my true love sent to me

A partridge in a pear tree!

 

n = 2 のとき

On the second day of Christmas my true love sent to me

Two turtle doves, and

A partridge in a pear tree!

 

n = 3 のとき

On the third day of Christmas my true love sent to me

Three French hens, 

Two turtle doves, and

A partridge in a pear tree!

・・・といった感じで

 

 n = 12 のときまで繰り返していきます。

 

 

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全く意味のわからない歌詞です。謎でしかない!鳥をプレゼントにくれる、、、確かにありがたいことではありますが。踊り手をプレゼントにくれるとは, True Loveさんはさぞかし相当な金持ちなのでしょう

謎でしかない歌詞は「12の隠語」説

アメリカ版のYahoo! 知恵袋 (Yahoo! Answers) を読んでいると, 同じ違和感を抱える方は多いみたいです。それはそうでしょう・・・歌詞が表す意味が全く入ってきません。調べていたら, 「全て隠語だ!」とする説が出てきました。この記事書きながら, 初めて知りました (T_T)

なんらかの理由で キリスト教的な何かを全てを隠さないといけない時代があったのでしょう・・・。

 

A partridge in a pear tree は キリスト本人を

Two turtle doves は 新約聖書と旧約聖書を

....

10は「十戒」

....

1から12まで 数字に関連させて子供達に覚えさせる何かがあるようですが・・・キリスト教に詳しくない僕が書くのは非常に難しい内容となっています。詳しくはこちらのウェブサイトをご覧ください。 

「ローマカトリック信者はその信仰心を公開することは憚られた」

「すべては隠語であるが, 通う教会で教えられた」

 

ほんまかいな!

 

とツッコミたくもなりますが, なんとも奥が深いクリスマスソング・・ 

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足し算の練習ができるクリスマスソング

さて, ここからは ちょっぴり理系ちっくになります。先ほど述べた「隠語説」はすっかり忘れてください。純粋に算数の問題です。僕がアメリカにいたころ, 小学校1年生のときだったか, 同じクラスの人が 

「この曲で My true love は Me に何個のプレゼントをくれたでしょう」

という問いを自分で設定して, 全部足し算して褒められているやつがいました。鮮明に覚えています。「自分で何かの問題を作ってください」的な宿題が出ていたのでしょうかね。

インターネット黎明期のシリコンバレーの公立小学校。Appleが Steve Jobs を欠いていた時代です。おっ、すげえ足し算をするやつがいるなと。「日本式のそろばん」に多少の自信があった僕も驚いた覚えがあります。

  1

+1+2

+1+2+3

+ ……

+1+2+3+…+12

これを小学校1年生で解いてしまうんだからすごい。単純にたし続けたらいいわけですが。答えは364です。その努力を先生も拾い上げてしっかり褒める。Good Job!と。自由に課題を設定できる宿題でも出てたんでしょうか。僕はこの問題を解いた覚えはありません。

高校で出てくる数学を使えば, 一発で答えが求まることに感動しました。

 

Σk = m(m + 1)/2

 

これにもうひとつΣをつけると (mを 1-12 の自然数として)

 

  1/2*Σm(m+1)

 

=1/2*(1/6*n(n+1)(2n+1)+1/2n(n+1))

 

=1/4*n(n+1)((2n+1)/3+1)

 

n12を代入したら 364

 

 

数列の公式を知ってたらささっと解けます。

大学受験の数学の問題をバリバリこなしていたころ, 数学の公式は頭にいーっぱい入っていましたが, 今やネットで見て確認しないといけないほどになりました。没落具合がハンパないです。笑

 

たしざんにかける思い

この記事をお読みの方で, もし足し算を習いたてのお子様がいらっしゃいましたら ぜひこの曲を勉強するとともに, 足し算をさせてみてください!

たしざんのドリルについて, 雑感をひとつご紹介します。

「解き方はひとつだけではありません」

あなたはお子様に, たしざんのドリルを使って何を教えますか?

次回もお楽しみにー! 

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楽しんでいただけた方, よろしければ読者になってください!

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