カナダ・ブリティッシュコロンビア州ではOkanagan と綴り,
発音は同じ, おかながん。
アメリカの国道97号線を延長する形でブリティッシュコロンビア州道97号線が北に伸びています。
300 km 程度に渡ってずっと谷間。
山・湖・山 みたいな景色がずっと続いており, カナダ側は緑に溢れているのですが, アメリカに渡った瞬間に乾いた風景に変わる・・・国によって考え方が全然違うのだなあと考えさせられる場所でもありました。
先のロッキー越えで時間帯が1時間遅くなり,
Banff 国立公園はアメリカ山岳時間 (Mountain Standard Time) ですが
この辺りOkanagan Valley では太平洋時間(Pacific Standard Time) を使用しています。
運転疲れて晩8時ごろの湖を映していますが, この湖はカナダにあります。
朝8時から運転しっぱなし。1時間トクしたにも関わらず晩8時ごろに到着しました。
12−13時間かかりました・・・
それほどカナディアン・ロッキー越えが大変だったということで。。
アメリカの地図を持参したので,
カナダの地図はやや適当に書かれていました。
一つのページにブリティッシュコロンビアとアルバータを詰め合わせていたので どう考えても縮尺が・・・笑。
ここまでいけるだろ, と考えた先はやたら遠かった!!!!
ここOsoyoosという町にあるのはダム湖ですが, ダムを建設したのはアメリカ。
湖上に国境線があります。
ダム湖のへりに沿うようにして家々が建設されており, 少しの水位上昇でも洪水になるみたいです。
すごくのどかな町に見えるOsoyoosですが, 朝, ランニングしに外に出るとホームレスの人が2人くらい床に寝てました・・・ ぎょっとした。
こんな平和そうな町で, なんで。。
住民の人にはオハヨーと声をかけられたりしましたし, 治安はすごく良さそうだったのですが。。
ランニングするときはできるだけホテルのランニングマシンでするようにしているのですが, 朝7時オープンといわれても遅すぎます!
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アルバータのドライバーたちはなかなか行儀のよろしい人たちばかりでしたが, ここ
ブリティッシュコロンビアは戦場のようでした。
狭い道なのに,
我が先, 我が先。前後が詰まる。判断がもう一瞬遅れていたらぶつかってたよ・・・
速度が60 km/h に制限されているのにはもちろん理由がありますよね。
右左折専用レーンが設けられていない, などなんらかの理由があって車線が詰まってしまった場合に安全に止まれるようにするためだったりします。
カナダでは, アメリカのように挑戦的な制限速度を設定することはありません。
そのあたり, すごく日本っぽいです。
制限速度を大幅に超えて運転する姿勢も日本と似ています。
西海岸に近いとあって, アジア系の住民の姿もよくみかけます。
アジア系のせいとはいいませんが, 道路においても過度に競争を煽る感じはアジア系の片鱗を感じさせます・・・
地理的にも田舎に見えるのですが, 割と都会な考え方な人たちが集まっているようでした。
Googleさん・・・ほんと交通量の少ないときにいいショットを撮るよね・・・
この道が戦場だといわれても誰にも信じてもらえないような。
右側の路肩は狭く, 中央部には路肩はありません。
ただでさえでも狭くみえるその道にビュンビュン・・・ クリーブランドから運転してきて, この道が一番大変だったかもしれません。
平日夕方の通勤時間4−6時くらいと重なってしまったので その土地の通勤を経験できてよかったかな!!
上の2つのストリートビューはカナダのもので, 山肌には木々が見えるのに対し,
下のストリートビューはアメリカのものです。ほんと, 乾いてますよね!!!
気候的にはそんなに違いはないはずなのですが。
カナダは植林を頑張ったりしたのでしょうか。
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どいなかなのですが, 画面には東京が映っていました。
「東京五輪まで1年」ということをアメリカのレポーターがおそらくはヒルトンお台場に宿泊して映しているのでしょう。日本時間では真夜中過ぎ。レポーターの仕事って大変だなあ・・
カナダのテレビなのだが, 映っている絵はアメリカばかりでした。
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