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日常生活で英語を楽しく学ぼう!英語習得したらアメリカでドライブ!

おかげさまで記事数がもうすぐ400に到達します!

0.2.4 英語の勉強で重視・無視すべきこと - マズローの五段階欲求: ステップ4

「マズローの五段階欲求に英語をあてはめる」の4回目です。かたくるしい分析がもう少しだけ続きますが, これも「英語の勉強において, 無視するべきことは何か」を明らかにするためです。限られた時間やお金を無駄遣いして欲しくないとの思いに, もう少しだけおつきあいいただければ幸いです。これまでと同様, 学べるポイントは青字で示しています。 

 

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ステップ4 - 尊厳欲求

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日本語に訳すとナンジャラホイ??ですが, Self-esteem (自己尊厳)という英単語は大変よくでてきます。「自分のことが好き」は日本ではナルシスト〜と捉えられ, あまり好感を受けない部分があります(英語ではNarcissist なので, カタカナは「ナルシスト」が正しい)。自分のことが好きであることは英語圏においてとても重要で, Having low self-esteem (自分のこときらい) はその本人にとっては要改善事項だ, とされます。

Confidence: 自信,

Achievement: 達成感,

Respect of/by others: 相互に尊敬しあえる状態

達成をして, 自信をつける, その結果他人から尊敬され, 自身に余裕ができ, 相手の良い部分をみつけることができ, 相手を尊敬できる・・・の繰り返しです。なんてステキな好サイクルなのでしょう。

ステップ4の英語

求めていることが何かによって, 求められる英語レベルはさまざまです。この段階になってようやく「あなたの職業は何ですか・(就活・転活中なら)何がよいですか?」という問いが設定されます。

一部, ステップ5について入り込んでしまっていますがかつてこんな記事を書きました。 

自信をつけ, 他者を惹きつけるためには目標に対する成果が必要となってきます。仕事の成果, 学問の成果, などなど人それぞれです。成果をだすためには「人をまきこみ, 説得できること」が必要になってきます。プレゼンテーションや商談, 相手の心を掌握する技術・・・これらはもはや英語どうこうだけの問題ではありません

プレゼンテーション。他人に何かを伝えるためには必要不可欠です。「話す」プレゼンのみならず, 「書く / 描く」プレゼンもありますね。英作文は「表現」に属することから「書く / 描く」プレゼンに属します。

英語での商談。日系企業に所属し, 海外でビジネスを展開される方, 外国企業からものを買おうとする方には必要となります。僕の経験は浅いのであまりアドバイスできるものは今のところありません・・

人心掌握。これにはDale Carnegieの"How to Win Friends and Influence People" (邦題: 「人を動かす」)などの本が効果的だと思います。コア知識を与える本として読み, 時間をあけて, 1-2年に1回読んでみると毎回新鮮に思えると思います。

How to Win Friends and Influence People: Special Edition

How to Win Friends and Influence People: Special Edition

 

日本語がよいとおっしゃる方, 和訳版はこちらです。

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

 

ハードカバーをお勧めするのは, 文字の周りのスペースの広さが十分広いためです。なんらかのメモを取ったり, 感想を書いたり, ページをガシガシ折ったりしながら自分だけの本を作ってください。どうでもいい本はKindleで文字を追うだけで十分です。電子書籍では, 読んだことすら忘却の彼方に飛んでいきます。僕も考え方が古くなってきたのでしょうか・・

英語のプレゼンテーション

プレゼンテーション・発表

機会があれば今後, 僕の知るところを記事にしていきたいと思いますが, 発表の世界は奥が深いです。「英語発表の練習」を目的としたチームも世の中には数多く存在し, それぞれが将来的にリーダーになりたいと考える方々が発表の技術を磨いています。できることならそういったチームに所属して磨かれるのが一番良いと思います。

しかしながら, そういったチームであっても周囲は日本人ばかりというケースが非常に多いと思います。英語発表のフィードバックは英語ネイティブの人にやってもらうのが一番です。職場やアフター5の活動では, 多様な国籍の人がいる環境を探してみてください。

プレゼンテーションはフォーマルな場で行われるとの認識から, 何が敬語にあたり, 何が失礼にあたるのかが認識していることがベースに置かれます。

"Please stand up" ではなく"All rise", "Please sit down" ではなく"Please be seated"と表現するなど, フォーマルな世界にはフォーマルな言葉が存在します。(もちろん, カリフォルニアスタイルなど堅くない発表もあります)

書き言葉による表現

「公共交通機関の英語」「看板編」はプレゼンテーションの一種と考えてもいいでしょう。「何かを誰かに伝えたい」という点では講演も看板も同じで, 短く簡潔に, かつ十分な量の情報を伝える必要があります。これまでご愛読いただいている方にはご承知いただいているかと思いますが, 大変ニッチな内容がブログを通じてどーんと続いておりますが, 4章と6章で好例を多く扱っています。誰もが簡単に入手できる上手い英語の例はLINEスタンプの説明にあります。ぜひご参考になさってください。

自由な英作文: 京大英作文(2015年まで)

表現をすることを身につけたいときに, たくさん書くことは良いトレーニングとなります。しかしながら「自由に英語を書く」ということは大変ハードルが高いです。「自由にブログを日本語で書く」ことに対してもハードルの高さを感じるかたが非常に多い中, 別の言語でとなるとさらにハードルが上がるためです。こんなとき, なんらかの話題があらかじめ提供されていると非常に楽です。

そんなときに使えるのが京大入試の英作文 =英語の大問3(年次によっては大問4)です。大量のトレーニングができるように過去27年分の入試をまとめた本が発売されています。これを利用しない手はありません。十分にご活用ください!! 

京大の英語27カ年[第10版] (難関校過去問シリーズ)

京大の英語27カ年[第10版] (難関校過去問シリーズ)

 

ちなみに京大入試の英作文はこんな感じで出題されてます。

学校教育はこれまでみてきたピラミッドの, どこに属すか? 

それにしましても・・・・・これまで書いてきたステップ1から4まで「あー大切だなあ」と思えるものが多いとお感じいただけたかと思いますが, 義務教育で習ったこと・高校や大学で学ぶことはこのピラミッドのどこに属すのでしょうか? 

次はステップ5と6: 自己実現と自己超越の世界についてお届けします。

 

ここまで読んでふむ, なるほどーと思っていただいた方, ぜひ読者になってください!

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