簡単に英語で歌えるクリスマスソングとして有名なこちらの曲。YouTubeなどを再生しながら家族で歌ってみてはいかがでしょう?
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YouTube
楽しそうなクリスマスを演出している・・・が誰も人がいない 確かこれは数年前の刈谷SAだったような。
歌詞
なんでこんなにもバージョンがあるんでしょうね!!
bring some out here が and a cup of good cheer に置き換わっているバージョンもたくさんみられました。
1番
We wish you a Merry Christmas
We wish you a Merry Christmas
We wish you a Merry Christmas
And a Happy New Year!
Good tidings we bring to you and your kin
We wish you a Merry Christmas
And a Happy New Year!
2番
Now bring us some figgy pudding
Now bring us some figgy pudding
Now bring us some figgy pudding
and bring some (it, them) out here
We won't go until we've got some
We won't go until we've got some
We won't go until we've got some
so bring some out here
Good tidings we bring to you and your kin
We wish you a Merry Christmas and a Happy New Year!
上記の動画ではwe've got の部分が we get になっています。これも多数あるバージョンのひとつです・・・。've got と getの違いといえば・・・'ve got は完食した状態, get は提供された状態。「完食しないと帰らないぞ」という意味では've got の方が正式だと僕は思っています (単に聞き慣れているだけかもしれません)。
そこらじゅうの人が言い伝えで歌っていくと何が正式な歌詞なのかがわからなくなっていきます。笑 歌詞サイトには5種類ものバージョンが載っていました。
単語・語句の解説
tidings・・・ニュース, 情報のこと。News と同様, 複数形で使われます。good tidings はグッドニュース。
kin・・・relatives とほぼ同義; "a group of persons of common ancestry" (Merriam-Webster辞書) ということで, 「親族一同」です。
kin って子どものことだとずっと思ってました。違うんですね!
figgy pudding・・・
figgy は 英英辞書によると containing or resembling figs (イチジク入りまたはイチジク様の) とありますので, 文字通り訳せば「イチジク入りのプリン」ですが・・・画像検索によるとこういったケーキみたいなものだそうです。「クリスマスケーキ」とほぼ同じ役目を果たしているのでしょうね。
fig を画像検索するとイチジクがでてきます
ケーキに対する異様な執着心
We wish you a Merry Christmas という曲は後半で figgy pudding くれ!!という曲にすり替わっています。2番をテキトーに和訳すると
さあケーキをくれ
さあケーキをくれ
さあケーキをくれ
さあ持ってこい
ケーキをくれないと帰らないぞ
ケーキをくれないと帰らないぞ
ケーキをくれないと帰らないぞ
さあ持ってこい
もはやクリスマスおめでとうとみんなで祝う曲ではなくなってしまっていますね。キリストの生誕云々を祝うクリスマスソングが多くある中, なぜか欲に満ちた主張が満ち溢れ, 俗世間的な曲にすり替わっています。単純な歌詞と誰の手にも届く, 小さな欲を歌う曲なので大衆に受け入れられたのでしょうか!
記事を読んで楽しいと思ってくださった方, ぜひ読者になってください!
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