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21-5 車内販売からみえてくるもの

車内販売がどんどんなくなっていく

 

欲しいときにはこない、欲しくないときにくる…そんな不便さが重なるためか、事前に買って持ち込むことが増えてしまった。

 

ただでさえでもスマホに目をおとし、人に話しかけることが少ない都会人にとっては、横をさーっと通過する車内販売員を横目にしながら

1秒で何があるか見て、

1秒で値段の見極めをし、

1秒で話しかけなければいけない。

 

そんなん無理や!

 

小腹がすくときもあれば、地元の酒を飲みたいときもある。絶妙なタイミングでコーヒーが欲しい。

 

買いたい。

 

値段を気にするのは消費に抵抗感がある証拠、バブル期みたいに使う客は少ないはず。

 

値段は見たい。

 

かつて、山陽新幹線を多用していた頃は好んで6号車の普通車に乗った。

半室グリーン、半室普通車の落ち着いた環境で、車内販売が(気のせいか)たくさん来てくれたからだ。

山陽新幹線ではかつて、車内販売員がゴミまで回収してくれていた。とても車内美化にも役立っていて、東海道のような座ったら前ポケットにゴミ、なんていう状況は少なかったように思う…

 

アテンダントさんの人件費はばかにならないものの、もうちょっとやりようがあるんじゃないかな。。。!

 

車内販売員の位置と移動方向がわかって、

スマホで価格がわかって、

欲しいものが選べて、

「何分後に伺います」とかわかって、

商品が届いたと同時に決済が完了して、

使った回数に応じて「いつもありがとう」とか言われたりして、

ポイントとか発行してくれて、

たまにゴミとか集めてくれたりして…

 

鉄道会社によらずどこでも似たようなハイクオリティのサービスが実現できたらどんなにいいことだろう!

 

ここまではアプリひとつと車内のWi-Fi環境でなんとかできるはず。

 

さらに。

駅弁は美味しいけど、高くて冷たいことが多い……

車内販売であったかい食べ物とかでたらもっとよいけど、これには車内設備が必要やからすこしハードルが高いかな!

 

簡単そうに見えてやらないのには何か理由があるはず。

薄利多売に興味がないのか?

アプリ開発に手間暇かかるからか?

業界団体でひとつ作れば投資回収できないと嘆く各社の負担も減っていいのでは。。

 

平成では給与、物価を含めあらゆるものが平らに成った。消費しないがあたりまえ、贅沢な装飾よりもコスト削減が日系企業共通の重要課題……と言われるが、本当にそうなのか。

狭いマインドで削減に注力し、投資をしてこなかっただけのように映るのは僕だけか。(そして先進国各国からおいてけぼりをくらっている)

 

筆者は先日ようやく旅客営業しているJRの鉄道全線に乗ったと言えるようになったが、航空会社のようなミリオンマイラープログラムがあるわけでもなく、自己満足以外の報酬はなにもない。

 

ゼロです。

Zero. 

Nada. (スラングでゼロの意味)

 

 

顧客が別料金を出して乗っているのは、特別急行列車。移動と時間だけではない部分にも、何かスペシャルな体験をさせてほしいものだ。

赤字に転落した本州の国鉄3社にはぜひ、赤字になったときだからこそ、そのあたりのことを理解されたい!!

 

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