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1.3.2 英語放送スクリプト編: なつかし国鉄時代の新幹線 (岡山→東京)

 

80年代でしょうか, 貴重な録音をYouTubeにて共有してくださっている方がいます。
古き良き趣があって僕は好きです。

 

新大阪で車掌さんの声が変わっていないところから推測するに, 国鉄時代であることに間違いはありません。最後の最後に "The Japanese National Railway" といっています。

 

 

 

 

 

 

岡山発車時 (2:02)

Ladies and gentlemen, welcome to our Shinkansen.

This is the superexpress Hikari, bound for Tokyo, with stops at Himeji, Shin Kobe, Shin Osaka, Kyoto, and Nagoya.
For your information, all the seats in cars number 5 to 16 are reserved.

Cars number 1 to 4 are for passengers without seat reservations.
Cars number 11 and 12 are extra charged Green Cars.

The dining car is number 8.
Buffet service is provided in number 9.
We wish you a pleasant journey. Thank you.

 

・OUR ってのがいいですね, 「僕たちの, 特別な新幹線だ!」たった1単語だけれど, 言葉のチョイスにプライドにあふれていて,

元気な表現です。

 

・Extra charged: グリーン車が特別であることを思わせる, 素晴らしい表現ですね。

JR東日本の普通列車のグリーン車もこの表現を取り入れてくれたらいいのにな。

 

駅到着時 (6:26)

Ladies and gentlemen, the train will soon make a brief stop at Kyoto.
Passengers getting off: please assemble your luggage and be ready to alight.
Thank you.

 

下車 = alight 

 

名古屋市バスの降車専用の札に Alight Only って書いてあるやつがありました。とにもかくにも珍しい単語です・・・米語にはありません。イギリス英語です。

 

東京到着時 (15:21)

Ladies and gentlemen, the train will arrive at Tokyo terminal in a few minutes. 
Please assemble your luggage and be ready to alight.
The Japanese National Railway thanks you've enjoyed your trip. *録音終了*

 

斜体部については, 何回聞いてもthanks にしか聞こえないのでそう書かせていただきました。さすがにthinks ではないと思います・・・

 

「降りられる方は荷物をまとめて, 下車の準備をお願いします」

乗換案内, なし。

名古屋の次は東京。新幹線ひかりの全盛期。

 

 

鉄道ファンにとってはいい時代だったんだろうなぁ。国鉄のサービスについてはいろいろ不満があった時代なのかもしれませんね。

京都から福知山が直通していたり, 名古屋で「快速」の案内がなかったり。

 

また食堂車とビュッフェ式の売店が共存しています。また車内もお子さんの声で騒がしく, また騒がしいのが当然だったのか知りませんが, 心にゆとりがあるように感じられます。

「特急券をお持ちでないお子さんは膝の上にお願いします」

だって。聞いたことのない放送ですね。

 

平成に入ってからの新幹線の放送も扱ってみましょうかね。

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