この10日間の中で, 都会というところを走るのはシアトルが初めてでした。
サイドミラーの警告灯は両方常に点灯。
平日の午後3時から4時。徐々に交通量が増えていく時間です。
シアトルのどんよりとした雲はまさにこのストリートビューの通り。
シアトル型カフェというのは雨続きでやだな〜という住民の気持ちの表れから文化として発達した, なんていいます。
Googleさんは交通量の少ない時間帯をうまく狙ってますよ・・・
と何回か書いてきましたが, このストリートビューも間違いなく閑散状態。
僕が通ったときは片側の4−6車線ぶん, 前後左右車で固められ, それでも時速90-110 km/hが出ている状態でした。
スクランブル発進。
制限が 70 mph (112 km/h) だった道が 突然 ここから60 mph (96 km/h) に下がりました。
まあいいっかーてな感じで, 特に減速せず 流れに合わせて走っていました。
一番左の車線だったのでわりかしスピードは速い車線。
そしたら・・・・・
ここに停車していた車が突然発進。。。
うわやられた!!!!!
警察やん!!!!!
|||||| しまった |||||
減速しようとしてブレーキを踏むと, バックミラーに赤と青のパトライト。
まじか・・・ええオチやな・・・・
もっともっと減速してひとつ右の車線へ逃げました。
ドキドキ・・・
この日も朝から数百km 運転し続けだった上, 飛行機の時間が決まっていました。
警察などに捕まっているヒマはありません。
ガソリンも入れないといけないし・・・
パトカーさんは僕のひとつかふたつ前のクルマを捕まえに左を追い抜いていきました。
はーよかった。
しかし, 一難去ってまた一難である
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緊急停止装置が作動
人生で急ブレーキなどほとんど踏んだことがないのですが・・・
この日は急ブレーキ+緊急停止装置に助けられました。
このときまでこんな機能があるなんて知らなかった・・・
Automatic Emergency Braking (35秒)
Evasive Steering Assist (1分13秒)
急減速が行われたと同時に,
自動でハンドルが左右に振れました。
ブレーキだけではなく, ハンドルを左右に振ることで減速距離を短くする機能 なのでしょう。このYouTubeビデオにはその説明はありませんが, 車はそうなりました。
そして後ろの車はびっくりして左の車線に緊急避難してくれました。
左に誰もいなくて本当によかった。
左の車線は複数人いないと入ることができないHOVレーン。
(HOV: High-Occupancy Vehicle)
後続車は幸いなことに複数人乗せていたので 左に逃げることをためらわずに済んだみたいでした。
HOVレーンはもともと自動車の台数が少ないので 空きスペースができやすいです。
なので激戦区となりやすい両端から3−4車線目を走るより, 僕はいつもHOVの隣(左から2番目)を走ることにしています。
左から2番目はスピードが早く, 前後は詰まるというデメリットはありますが・・・左右からの割り込みが少ないので安全だと勝手に思っています
よかったよかった・・・めでたしめでたし。
として締め括っても反省できないので, 少し「なぜこうなったか」を考えてみようかと思います。戒めを込めて。。
どうしてそういう状況に陥ったのか
普通ならわかる原因が, 今回のこれに限っては一切わかりません。
やばい・・危機的状況です。笑
・単にスピードの出し過ぎか?いや, 警察に驚いたので周りに合わせた走行しかせず, 60制限の道で56−64の間でウロウロしていたと思います。
・警察に捕まらずに済んでホッとしていたのか?そうです。間違いありません。
・車間距離が空いてなかったのか? そうかもしれない。
フリーウェイという戦場では車間距離をあけることはほぼ許されません。40 mも開ければ1台は割り込んできます。車間距離をあけたいのが僕なのに, 誰もそれを許してくれない。。それでもあける!!のが鉄則です。
・イライラしていたか? してない!!ストレスフリーな旅行にストレスは全くついてきません。
・疲れていたか? 昼ごはんも食べていないし, 疲れることは疲れますよそりゃ。
・焦っていたか? 時間計画どおり, 順調に進んでいたので問題なく, 焦りはなかったです。
前が急停止したわけでもないし・・
たまたま車間距離が狭かったのでしょう。
さっきのYouTube 動画にも出ていたように, 赤色の警告がハンドルの裏に出ました。
10日間, 3900 km を共にした友からの警告・・・・・
ありがとう。
おかげで命もお財布も助かりました。
いい車を選んで, 本当によかった!!!
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